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留学生情報

交換留学生体験記

「同志社の扉を開いて世界を広げた」

N・Rさん(出身:タイ)

夢の国といえば、日本を思い浮かべた人が少なくないだろうと思います。私もその中の一人です。私は高校のときから日本語の勉強を始め、大学のときもまた勉強し続けています。そして、ある日、来日のチャンスが訪れました。日本の文学や文化に興味を持っている私は、日本の文化で豊かな古都である京都に行こうと思って、100年以上の歴史もある同志社大学に決心しました。
その初秋に、夢を抱いている私は台風とともに来日して、忘れられない物語がこれで始まりました。最初に来た頃、勉強のことや人間関係のことで緊張したり、心配しりしながら楽しみにしているその新鮮な気持ちはまだ覚えています。同志社に初めて入ったときに、優雅な建物を眺めながら「ここが私のこれからの一年間の居場所なのか」と考えて、できる限り日本語能力を上達させたいという目標を目指しました。同志社には、日本語も専門している先生の方々が教える日本文化・日本社会という日本事情の科目も様々あります。学生は、日本語を洗練させてもらいながら、自分の興味をこえて習うことができます。また、京都にいるからこそ、日本文化を接する機会が多いです。この間、私は好きな茶道教室をはじめ、お花見やお祭りなどを通じて日本文化を学び、心を日本の「和」に少しずつ吸収してきました。
それだけではなく、今回の留学のおかげで私の世界が広がりました。ここで様々な国の人たちと出会い、友達になりました。私たちは、紅葉の橙色で彩られた秋、真っ白の雪で心を和ませた冬、桜の美しく咲いている春、そして、蛍が輝いていた夏を越え、一緒に勉強を努力したり、お互いの国々の文化を楽しく分かり合ったりして、いい思い出をたくさん作りました。
帰国した今の自分から省みると、この一年間はあっという間のようですが、人生いろいろを満喫できた素敵な時間だと思います。
皆さんも機会があれば日本、また同志社の扉を開いて夢を追いかけて留学に来ませんか。ここで「一期一会」をもって出会った人たちと時間を大切にして、留学生活を楽しんだらいかがですか。

「本当にやりたいことなら、すべてできるよ」

O・Aさん(出身:ドイツ)

朝、学生寮から自転車に乗り、御所を通り抜けて今出川キャンパスの正門に向かう時、ふと笑顔が溢れ出てくることがあります。それは、自分の夢が本当に叶ったのだと改めて感じる瞬間。おそらく、母国の大学に入学したばかりの時には、留学するのか、どこの大学に行くのか決めていない人が多いのではないでしょうか。でも私の場合、日本学を勉強し始めた時から同志社大学に留学しようと心に決めていました。なぜなら、同志社大学日本語・日本文化教育センターは、日本語をしっかり学べるプログラムがあり、留学生に多くの授業のオプションも準備されていると聞いていたからです。また、伝統と近代的な日本文化が入り交じった、世界で一番素敵な町「京都」で、数多くの寺や神社、日本芸術や芸能、美しい自然に触れ、無限の可能性に出会うことができると思いました。このような完璧な環境を備えているのは、同志社大学をおいてほかにはないと考えています。
「本当にやりたいことなら、すべてできるよ」と母はいつも言います。その言葉通り、私は今やりたいことを実現しています。ここでの生活は自分の想像していた通りかと聞かれたら・・・私はきっと、「いいえ」と答えるでしょう。なぜなら、熱心に指導をしてくださる先生方、教室の外でも沢山のことが学べる環境、たった数週間で私の小さな「日本の家族」と呼べるようになった友人達と知り合えたこと、これらはここに来る前には全く想像もしなかったことだからです。もし、これからやってくる留学生にアドバイスするなら、「心を開き、とにかく楽しんで。」と伝えたいですね。これから同志社で学ぶみなさん1人ひとりが、同志社大学での学生生活を満喫し、忘れられない思い出をたくさんつくられることを願っています。